IoTeX 2024年第3四半期レビュー

IoTeXコミュニティの皆さん、こんにちは!DePINセクターへの関心の高まりという追い風を受け、IoTeXは主要なDePIN特化型エコシステムとして、2024年第3四半期も革新と成長を続けました。DePINにとってこれほどエキサイティングな時期はかつてなく、今四半期のIoTeXは、新規ユーザー、プロダクト、パートナーシップ、インテグレーション、イベントなどが大量に加わり、非常に実りの多いものとなりました。この四半期のハイライトはIoTeX 2.0のローンチです。IoTeX 2.0は、検証可能なDePINを支えるモジュラー型インフラという新たなビジョンを打ち出すとともに、IoTeXを暗号資産業界全体にとって真のDePINレイヤーにするという長期ビジョンを示しています。また、IoTeXはOKX、Solana、Polygon、Circleなど主要な暗号資産プレイヤーとの印象的なパートナーシップでも話題を集めました。第2四半期に実施した5,000万ドルの新たな資金調達ラウンドを原動力に、IoTeXはチームとエコシステムを拡大し続け、DePIN業界のリーダーとしての地位を固めています。
私たちは日々、DePINを大衆に届けるための努力を続けており、この 第3四半期レビュー ブログでIoTeXが達成した進捗とマイルストーンをご紹介できることを嬉しく思います。
🔎 主要指標

IoTeXネットワークは活気にあふれており、218のプロジェクトがIoTeX上で構築を進めています。そのうち51はDePINプロジェクトです。IoTeX L1はこれまでに1億2,200万件のトランザクションと3,200万ブロックを処理し、105種類のトークンと合計66万3,000のウォレットアカウントをホストしています。これらはiotexscanエクスプローラーで閲覧できます。IoTeXにおけるステーキングと投票の活動もピークに達しており、セキュリティとガバナンスのために38億$IOTX以上(現在の価格で1億4,300万ドル相当)がステーキングされています。これは総流通供給量の約41%に相当します。
第3四半期におけるユーザー数とトランザクション数の目覚ましい成長に加えて、IoTeXのビルダーとコントリビューターの数は2,000人の開発者を超え、112の登録済みデリゲートがIoTeXブロックチェーンを検証しています。また、DePIN業界で最もデータが豊富で最も訪問されているデータアグリゲーターであるDePINscanも驚異的な成長を遂げました。2023年後半にDePINセクターのための公共ユーティリティとしてDePINscanの構築を始めて以来、280以上のDePINプロジェクトと1,800万台のデバイスが登録されています!DePINセクターの認知度が広がり続ける中、IoTeXネットワークとDePINscanのこれらの指標が2024年の残りの期間から2025年にかけて成長していくことを楽しみにしています。
🚀 IoTeX 2.0のローンチ
この四半期の大きなハイライトは、IoTeX 2.0 の正式ローンチです。IoTeX 2.0は 検証可能なDePINを支えるモジュラー型インフラ を提供します。2017年以来、IoTeXはDePINセクターを開拓してきました。さまざまなDePINプロジェクトと緊密に協力して、彼らが成功するために必要な構成要素を理解し、さらには独自のDePINハードウェア(Pebble、Ucam)を開発して、現実世界のデバイスをブロックチェーンに接続するために何が必要かを直接探ってきました。IoTeX 2.0の設計には長年の学びが凝縮されており、DePINが今日必要とするものを提供するだけでなく、DePINを未来へと推し進めるイノベーションも備えたエンドツーエンドのプラットフォームとなっています。私たちの最終目標は、IoTeXを 暗号資産ユニバース全体のためのDePINレイヤー にすることであり、IoTeX上でネイティブにローンチするDePINにも、他のチェーン上のDePINにも最先端のインフラを提供することです。

IoTeX 2.0の新しい設計は、IoTeX L1ブロックチェーンをDePINインフラモジュール(DIM)のレイヤーで拡張することで新たな機能をもたらします。DIMはDePINに不可欠な機能を提供します。IoTeX 2.0のローンチにあたり、IoTeX 2.0と統合する主要なWeb3インフラプロジェクトと提携しました。ストレージには Filecoin & Irys、データ可用性には NEAR(Nuffle)、シーケンサーには Espresso、インデックスには The Graph、ゼロ知識証明には Risc0、接続性には Streamr などです。さらにIoTeX 2.0では、IoTeXが開発した社内プロトコルとして、オンチェーンのデバイスID(ioID)とZKベースの検証可能なコンピューティング(W3bstream)も導入されています。
IoTeX 2.0がどのように検証可能なDePINを実現するかについて詳しくは、以下をお読みください:
- IoTeX 2.0公式ホワイトペーパー。
- リサーチ責任者Xinxin FanによるZKアンカー型デバイスIDに関する研究論文。
- 共同創設者Qevan GuoによるDePINの検証可能性に関する最近の論説。
📈 IoTeXエコシステムの成長
MessariのDePINセクター概要で詳しく述べられているように、IoTeXは現在、EthereumとSolanaに次ぐ第3位のDePINエコシステムです。8月1日時点で、50以上のDePINプロジェクト、合計では200以上(DeFi、GameFi、NFTなどを含む)のプロジェクトがIoTeX上で構築を進めており、さらに多くのプロジェクトが控えています。これらのDePINプロジェクトがIoTeX L1でのトークンローンチを計画している一方で、他の多くのプロジェクトが新しいIoTeX 2.0インフラスタックの一部としてioIDやW3bstreamなどのDePINインフラモジュール(DIM)を活用しているのは、非常にエキサイティングなことです。DePINの数以上に印象的なのは、IoTeXを拠点とするプロジェクトの多様性と強さです。たとえば、Network3 は550万ドルのプレシードラウンドで資金を調達し、数千のノードを販売しました。Nubila は250万ドルのプレシードラウンドで資金を調達し、デバイスの先行販売を開始しました。Inferix はGPUノードセールを開始し、Wayru はWiFiマイナーを発表し、PowerPod はRWA NFTをローンチしました。

IoTeX上のDePINプロジェクトのエコシステムが成長する中、2024年第3四半期にはオンチェーン活動も大幅に増加しました。MessariのState of IoTeXレポートで詳しく述べられているように、1日あたりのオンチェーントランザクション数は26,100件に急増し、前四半期比107%の成長を示しました。IoTeX L1はこれまでに1億2,000万件以上のトランザクションを処理し、40%超のステーキング率を誇り、100種類以上のトークンを支え、10万人以上の月間アクティブユーザーを抱えています。

最後に、IoTeXエコシステムは他のレイヤー1ネットワークへも急速に拡大しています。それらのネットワークはIoTeX 2.0のモジュラー型技術スタックと統合し、自らのエコシステムにDePINの機能をもたらそうとしています。これらの画期的なパートナーシップとインテグレーションにより、IoTeXはネイティブDePINプロジェクトの拠点であるだけでなく、他のL1ネットワークへの技術プロバイダーとしての地位も確立し、その影響力をIoTeX L1を超えて暗号資産ユニバース全体へと広げています。2024年第3四半期には、Solana、Polygon、Telegram(TONX)、Injective、Irysなどのトップクラスのレイヤー1エコシステムと提携しました:
- Solana: IoTeXは9月にSolanaへのクロスチェーンブリッジをローンチしました。これにより、2大DePINエコシステム間でDePINの流動性を集約するとともに、IoTeXをSolanaのDePINがマルチチェーン化するための拠点として位置づけています。
- Polygon: IoTeXはクロスチェーンのDePIN流動性のためにPolygonのAggLayerに統合され、PolygonのプロジェクトがIoTeX 2.0で導入されたDePINモジュールを活用する機会が開かれました。
- Telegram(TONX): IoTeXはTONXと提携し、TONエコシステム向けのDePINインフラを共同構築することで、9億5,000万人のTelegramユーザーにDePINを届けます。
- Injective: IoTeXはInjectiveと統合され、2つのチェーン間でシームレスに資産を移転できるようになり、DePIN + DeFiの新しいユースケースが開かれました。
- Irys: IoTeXはIrysと統合し、DePINビルダーに堅牢なデータ完全性を提供します。

🏄 DePIN Surfアクセラレーター
IoTeXは2024年第1四半期に、DePINに特化した著名なVCであるFutureMoneyGroupおよびForesight Venturesとともに、DePIN Surfアクセラレーターを立ち上げました。第1期には8つのプロジェクト(Ator、NATIX、Inferix、Wayru、PowerPod、Network3、StarPower、DePHY)が参加し、アクセラレーターを卒業した後、多額のシード資金を調達して、IoTeXエコシステムの一員としてトップクラスのDePINプロジェクトへの道を着実に歩んでいます。2024年第3四半期には、DePIN Surfアクセラレーター第2期 を開始しました。参加する9つのプロジェクトには、4つの質の高いDePINプロジェクトと5つの「DePIN向けDeFi」プロジェクトが含まれます:
- DePIN: Nubila(気象オラクル)、Qualoo(接続性)、Scannit(個人データ)、SweatTemple(ヘルスケア)
- DePIN向けDeFi: Loxodrome(無期限先物)、PinSwap(DEX)、Magma(担保型ステーブルコイン)、Bedrock(リキッドステーキング)、Quenta(デリバティブ)
8月から9月にかけて、これら9つのプロジェクトは、Borderless Capital、SNZ Holdings、Escape Velocity Ventures(EV3)などのトップクラスのVCやビルダーとともに、充実したワークショップに参加しました。アクセラレーターを通じて、これらのプロジェクトはビジョンを磨き、トークノミクスを設計し、コミュニティを立ち上げることができました。近い将来、IoTeXネットワーク上での正式なトークンローンチを楽しみにしています!DePIN Surf第2期の締めくくりとして、10月10日に投資家向けのデモデーを開催し、素晴らしいプロジェクトを紹介する予定です。

🔗 プロダクトのローンチ
前述のとおり、今四半期はSolanaやPolygonとのインテグレーションをはじめ、Web3インフラプロジェクトやレイヤー1ブロックチェーンとのエキサイティングなインテグレーションが目白押しでした。しかし、それだけではありません!IoTeXは今四半期、iotex-core-v2.0のローンチ、主力ユーザー向けプロダクトである ioPayウォレットとDePINscan のアップデート、さらに OKX Wallet と Circle USDC.e という大型パートナーのIoTeXエコシステムへの参加など、大きな前進を遂げました。また、IoTeX L1を メインネットv2.0 にアップグレードし、IoTeXに関するあらゆることをウェブ上で一括して扱えるワンストップショップとなる新しい IoTeX Hub をローンチしました!
- iotex-core-v2.0: IoTeX L1ブロックチェーンは7月にv2.0へアップグレードされました。新しいNFTベースのステーキングコントラクト、デリゲート所有権の移転、web3js向けのトランザクション処理の強化、失敗したトランザクションの削除、EVMエラー処理など、さまざまなコアアップデートが含まれています。要するに、v2.0によってIoTeX L1はかつてないほど高性能で安全かつ柔軟になり、v2.1に向けたエキサイティングなアップグレードのロードマップもすでに計画されています。

- DePINscan: 最高のDePINセクター向けエクスプローラーは、トークンローンチカレンダー、ハードウェア購入への直接リンク、DePINプロジェクトやL1チェーンのより詳細なプロフィールページなど、新機能の追加によりさらに進化しました。現在までに、DePINscanは 250以上のDePINプロジェクトと1,800万台のデバイス を追跡しており、CoinDeskなどの大手メディア、DePIN業界レポートを発行するMessariなどの調査機関、そしてDePINセクター概要をまとめるトップクラスのVCから参照されています。

- OKX Wallet: IoTeXネットワークがOKX Walletに統合され、数百万人のOKXユーザーが$IOTXやIoTeXの資産をシームレスに管理・送金できるようになりました。これはOKXとのコラボレーションの始まりにすぎません。2024年第4四半期には、50以上のDePINおよびDeFiプロジェクトが参加し、世界中のOKX WalletユーザーをIoTeXコミュニティに呼び込むエキサイティングなキャンペーンを計画しています。どうぞお楽しみに!

- Circle USDC.eステーブルコイン: Circleのサポートにより、USDC.eステーブルコインがIoTeXネットワークに追加されました。これにより、あらゆるEVMブロックチェーンからIoTeXネットワークへUSDCトークンを安全かつ標準化された方法で移転できるようになります。これは将来的なネイティブUSDCへのアップグレードへの道も開きます!

- IoTeX HubとioPayウォレット: 新しいIoTeX Hubは、ユーザーがIoTeXネットワークとやり取りするためのウェブベースのツールです。ユーザーはMetaMask/WalletConnect経由でウォレットを接続し、IOTXのステーキング、ガバナンス投票への参加、さまざまな資産の取引などを行うことができます。また、ioPay v2もローンチしました。マルチチェーン機能、強化されたユーザー体験、そしてDePINscanのネイティブ統合により、DePINユニバースを1つのモバイルアプリで探索できるようになり、「DePINウォレットの定番」がさらに進化しました。

🌎 グローバルイベントとメディア掲載
2024年第3四半期を通じて構築とパートナーシップの形成に忙しくする一方で、IoTeXチームは世界各地で最大級のDePINイベントの開催にも奔走しました。シンガポールで開催された旗艦イベント R3al World Summit は Messariとの共催 で、大成功を収めました。これは過去最大のイベントで、2日間にわたり2,000人が来場しました。2日間のイベントを通じて50以上のDePINプロジェクトがデバイスやプロジェクトを展示し、R3al World Summitは間違いなくその週最大のDePINイベントとなりました。イベントでは、IoTeX、Messari、Borderless Capital、1k(x)による基調講演のほか、Dragonfly、CoinFund、Samsung NEXT、Solana、EV3、OKX Ventures(ほんの一例です)によるパネルディスカッションが行われました。最も盛り上がったセッションの1つは、IoTeX共同創設者のRaullenとPolygon共同創設者のSandeepによる対談で、2人はエコシステムをつなぐ新たなパートナーシップをその場で発表しました。会場に来られなかった方は、こちらからライブ配信の全編をご覧いただけます:1日目、2日目。

IoTeXはまた、ブリュッセルのETH CCでR3al Worldイベントシリーズ初のR3al World DePIN House(FutureMoneyGroupとの共催)を開催したほか、ソウルのKorea Blockchain WeekではR3al World VCネットワーキングパーティー(LECCAとの共催)を開催しました。全体として、今四半期のイベントはDePINイベントの新たな基準を打ち立てました。今後も世界各地でイベントを開催し、DePINの投資家、ビルダー、ユーザーを一堂に集め、DePINセクターを広めていくことを楽しみにしています!リアルイベントでの露出に加えて、IoTeXは2024年第3四半期にトップクラスのメディアから数多くのデジタル掲載を獲得しました。主なハイライトは以下のとおりです:
- メディア掲載と論説: IoTeX 2.0のローンチはCoinDeskやCoinTelegraphなどの一流メディアで広く報道され、PolygonとのパートナーシップはThe Blockで取り上げられました。また、CoinDeskとCCNに論説を寄稿しました
- ポッドキャスト: IoTeXの共同創設者たちが最大級のDePINポッドキャストに出演しました。RaullenはEV3のProof of Coverageポッドキャストに、JingはHotspottyのDePIN Hubポッドキャストに出演しました
- リサーチレポート: IoTeXは、MessariのDePINセクター概要やThe BlockのGMCI DePINインデックスなど、DePINセクターの概要において主要なDePINエコシステムとして取り上げられました
👫 チームの成長
IoTeXは2024年第3四半期も、地域に特化した人材やスペシャリストの採用に重点を置いて拡大を続けました。以前Thetaに在籍していた Jayne Kim をAPACおよび韓国での成長推進担当として、また以前CoinTelegraphに在籍していた Ralph Sun を広報・コミュニケーション推進担当として迎えられたことを嬉しく思います。さらに、開発の加速とグローバルな展開のために、エンジニアリングおよびマーケティングの契約スタッフも積極的に受け入れています。現在積極的に採用を行っていますので、DePINセクターへの参加を希望する優秀な人材の話を耳にしたら、ぜひ私たちのことを思い出してください。
🔮 今後の予定
主要なプロダクトのローンチに向けて準備を進め、最も有望なネイティブDePINおよびDeFiプロジェクトのいくつかが正式にトークンをローンチすることを見込んでおり、IoTeXにとって今後数か月は非常にエキサイティングなものになるでしょう。3万人の新しいコミュニティメンバーをIoTeXにもたらしたGet GOATedシーズン1の成功を受けて、IoTeXネットワークに参加する新しいコミュニティメンバーやプロジェクト向けに、さらに大規模な 1億$IOTXのインセンティブを備えたGet GOATedシーズン2キャンペーン を開始する予定です。また、1年以上にわたって開発を続けてきた2つのコアプロダクト、ioIDとW3bstream の正式ローンチも入念に計画しています。ioIDはDePINデバイスのための世界初のオンチェーンで検証可能なIDとなり、W3bstreamは検証可能な「現実世界の活動の証明」のためにゼロ知識証明をDePINビルダーに提供します。ついにこれらのプロダクトを世に送り出せることに、言葉では言い表せないほど興奮しています。ご支援に感謝するとともに、IoTeXの次の章にどうぞご期待ください!